続く、さよなら

2003年にオシムが千葉の監督に就任してから、千葉はやや強いチームから優勝を狙えるチームになった。

(たまに、オシムが降格手前のチームを立て直したと勘違いしている人が居るけど、オシム就任時にはすでに千葉は弱小ではなく、そこそこ強いチームってところまで立ち直ってます)

今となっては使い古された表現であるが、人もボールも動くサッカーは当時の、とは言ってもほんの5年前の自分たちサッカーファンにとって、衝撃的なものであった。試合はその結果に関わらず非常に面白かった。特に、当時最強を誇った磐田戦や横浜戦などはホームアウェーに関わらず毎試合、両チームの良さをぶつけ合う好ゲームとなり、見ているものを熱くさせたものである。

オシムが日本代表に就任してからは多数の出身者が日本代表入りして話題になったのは記憶に新しいところ。


このオフ、その千葉のオシム時代の有力選手がことごとく移籍が有力、そして決定的な状況となっている。

決定,決定的
水野→セルティック
水本→G大阪
山岸→川崎

有力
佐藤→京都


結局、断ったようだが、巻の大宮移籍なんて話もあった。

そして羽生である。人もボールも動くサッカーのうち、人が動くという面において、羽生はまさにその象徴的な存在であったと思う。
日本代表のコロンビア戦などで、小さな体でピッチ全体を猛スピードで駆け回るその姿に衝撃を受けた方も多かったのではないか。

これは余談ですが、顔もまた面白いもので、目が大きくパッチリとしていて可愛いんですよね〜(笑)

とまあ、そんな選手もまた千葉を去るということで、いよいよなんか一つの時代がその余韻を味わう間もなく突然終わってしまうむなしさというか悲しさというかそんな感情を他サポながら感じてしまうわけです・・・



日本代表MF羽生が東京に完全移籍へ
http://www.nikkansports.com/soccer/p-sc-tp0-20080114-306861.html

スパサカまでの暇つぶしでJスポーツのラグビートップリーグの録画中継見てました。


ヤマハ発動機神戸製鋼 (ヤマハスタジアム


前半だけ見たのですが・・・神戸製鋼、今シーズンは不調と聞いてたけどまさかここまでとはって感じ。ミス連発でヤマハにやられっぱなし。あの強かったころの面影はどこにもないっていうか、もう、ね。


まあそんな感じで前半終了したのですが、ハーフタイム、カメラマンが客席になんと


長澤まさみを発見!


父がJリーグジュビロ磐田の初代監督というのはそこそこ有名な話ですが、まさか普通にプライベートでラグビー見に来ているとは思わないw


これに大喜びなのが実況と解説のオヤジ連中wwwwwwwwwww


「同じ場所にいるだけでうれしいですね〜」
「せっかくなら隣に来て欲しいものですね〜」


とか、めちゃくちゃうれしそうwwwwwwwwwwwwっていうかお前ら仕事しるwwwwwwwwwwwwwww

小ネタ

この日は珍しく、コイントスで勝ったほうがコートチェンジを選択する展開が続いた。このときにはっきりとした差が上の二試合であったのだ。
最初の試合、コイントスでコートが反対になることが決まっても、両チームとも直前まで最初に練習をはじめたコートと同じ側で練習をして、入れ替えは試合開始直前だった。
一方、二試合目はコイントスでコートチェンジが決まると両キャプテンが入れ替えの指示を出し、すばやくコートをチェンジし、練習を再開した。
Jリーグなんかではまず間違いなく、コイントスで決まった瞬間に入れまえますよね。実際に戦うコートの状態や太陽との位置加減など確認することは多いはず。それを結局確認できないというのは問題だろう。
ここで一試合目と二試合目のカードを比較してみると
津工業対那覇
日大藤沢藤枝東
近くにJがあるかどうかなんですよね。
ああいうコートチェンジとか体にしみこんでいるのも名門校の強さかと。

日大藤沢対藤枝東

昨日、非常にハイレベルなサッカーを前半限定で披露していた藤枝東だが、連日の試合で疲れがあるのか、今日は昨日と比べれば明らかに動きが悪い。それに対して地元の大歓声を背に日大藤沢がアグレッシブに攻撃を仕掛けるという、前日からはちょっと予想しづらい展開。試合開始直後、あわや1対1のシーンを藤枝DFが斜め後ろからのスライディングタックルで防いだ場面なんて、客席からはファウルで1発レッドかというくらいに見えた(状況的に、ファウルなら間違いなく退場だった)。
それでもギリギリのところでしのぎ続けると次第に藤枝がチャンスを作れるようになり、地力に勝る藤枝がドリブル突破でPKをゲットし、ついに先制点。
その後は一進一退となっていき、日大藤沢、やっぱり無理かと思い始めた前半終了間際に追いつく!クロスから最初の場面で負傷した福田が合わせた!そのままハーフタイムへ。
流れは日大藤沢かと思われたが、後半が始まってみると互角の攻防に。正直、どっちが勝つかハラハラドキドキだったが、最後は個人技の差が出た。
藤枝の決勝点は、一瞬、スペースが目の前に空いたところで最高のタイミングで最高のボールをあげ、それを中に居たFWが完璧に頭で合わせた。文句なしのファインゴール。
藤枝東は勝負強さも文句なしのようだ。次の三鷹戦さえ落とさなければ優勝、いけるんじゃないかな。三鷹は強いぞっていうかここに来て強くなってるぞ。こういうチームはカップ戦では怖いぞ。

津工業対那覇

前半を見る限りでは双方、守備陣が非常に不安定に映りました。
津工は最終ラインからショートパスで組み立てていく意志を感じましたが(キーパーもほとんどロングボールを蹴らず最終ラインへの手か足でのパスでつないでいた)、そのDFの足元が怪しい。なんども那覇のFWにボールを奪われそうになっていた。かといって対人に強いかというと、どう贔屓目に見ても強いなんていえない。
もっとも、それは那覇のDFも同じで、ところどころで不用意に飛び込んではかわされてピンチを招く始末。それに対して攻撃力は双方ともかなりのものがあると感じました。
そんな状況で前半0−0はある意味、驚異的。当然ながら後半、試合が動きます。那覇が津工の突破(ドリブルかスルーパスかちょっと忘れたけど)をあっさり許し1対1を決められ先制されるという、何で前半からこういう場面が無かったのか不思議なくらい。
その後は那覇はスタミナが切れたのか適当にボールを前に送るだけ。そのボールは当然、あっさりと奪われて反撃を食らってしまいます。しかし、津工の一方的な攻撃時間をしのいだことでチャンスが唐突に訪れます。
セットプレイから驚くほどあっさりと同点。ワンチャンスを生かしてしまい、残り10分あまりのところで同点。このままPK戦に入ったら流れ的に津工が危ないかと思いましたが、終了間際に止めを刺しました。
津工が那覇を実力で上回っていたのは間違いなく、結果は順当だったものの、後一歩でPK戦だったことをあえて重く見たい。いかに実力差があっても時には引き分けてしまうのもサッカーの怖さでしょう。
津工業、次は苦しいと思うぞ。おそらくベスト8の中では最弱でしょうからね。